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お知らせ
メールマガジン 第67号
こんにちは。
いつも変わらぬご愛顧を頂き、ありがとうございます。
今月号は、社長の「神原和宏」が担当させていただきます。
もしお時間があれば、どうぞお読み下さいませ。
あっ!という間にGWが終わり、もう夏を思わせる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしですか?
当店では、レジャーシーズンの到来と共に、レンタカーの予約が増えてまいりました。
特に、「キャンピングカー」は人気の車種で、週末には予約が集中し、
家族連れや気の合うお仲間が、海へ山へと出かけておられます。
当店の3台のキャンピングカーはフル稼働の状態です。
しかし先日、レンタカーで重大な事件が起こってしまいました。
それは、1台のキャンピングカーを貸出中に、高速道路上で「タイヤのバースト事故」が発生したのです。
でも、幸いなことに、お客様の運転操作が上手く、接触事故や人身事故までには至りませんでした。
このお客様には、楽しみにしていたキャンプの当日に、突然の恐怖感を与え、
普通免許で運転できるけど、車両総重量3トンの割と大きな車です。
当然のことながら当店では、法定定期点検を実施しており、
毎回貸出し前には始業点検も実施しておりました。
タイヤのスペックは正規品で、溝は9分山、空気圧は正常、ヒビや亀裂もなく、
「問題のない良いタイヤ」だと、担当の整備士は判断していました。
ですから、当初は、なぜこの様な事故が発生したのか、整備士一同、見当がつかなかった様です。
インターネットで調べてみると、同型のキャンピングカーを所有する方の多くに、
類似事故の事例が投稿されていました。
念のために、自動車製造メーカー(T車)と、タイヤメーカーにも、正式に調査依頼を出しています。
(未だ回答はありません)
現在までの当店独自の調査における、事故の「推定原因」は以下の通りです。
1.外観上タイヤに異常はないが、冬の間の走行頻度が低く、
結果的に「ゴムが硬化」していた。(あまり車に乗らないとゴム製品は硬くなるのです)
2.車両重量の割りにタイヤの耐荷重が低い。
合法だが、他の車と比較して「安全率」が低い。(特に高速走行時)
これらの原因を踏まえて、以下の「再発防止策」を決定し、既に実施しております。(どうぞご安心下さい!)
1.タイヤの耐用年数を、一般車両より大幅に短く制限し、ゴムが硬化する前に新しいタイヤに交換する。
2.タイヤのサイズを少し大きいものに交換して、耐荷重(安全率)を増す。(合法の範囲内で)
3.念のため、走行スピードを80km/hに制限する。(お客様にお願いする)
今回の事件は、お客様に多大な迷惑をおかけしたと共に、当店の大きな「汚点」にもなりました。
社内での「緊急対策会議」では、営業スタッフがお客様を守ろうとする正義感から、
整備士に激怒し、詰め寄った場面もありました。
一方、整備士は、「毎日真面目にやっているのに、そんなに責められるなら、もう整備士なんてやってられるか!」
と言うセリフが、脳裏をよぎったそうです。
まさに一触即発で、「チームワークの崩壊」に至りそうな、危機的な状況でした。
「車は便利な乗り物だが、一歩間違うと凶器に変わる」と、よく言われます。
たとえ保険に入っていても、人の命はお金では買えません。
そう考えると、整備士というのは、責任重大な「怖い」職業です。
でも、世界中の社会人(プロ)は皆、多かれ少なかれ、
何らかの「リスク」を背負って仕事をしているのです。
我々は、仕事の責任を全うし、その対価として、お客様から代金を頂戴し、
我々とその家族たちが生活してゆけるのです。
だからこそ、さらなる「覚悟」と「責任」が必要なのだと言う事が、
今回の事件を通して、社員一同、再認識できました。
これからも、より一層気を引き締めて、整備の質を向上させて参ります。
是非、今後のクラウディアに、ご期待下さい!
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
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